たけのこじまのおはなし

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むかしむかしにほんとかんこくのあいだに、たけのこじまとよばれるちいさなしまがありました。たけのこじまには、かげまるさんいっかがつつましくもしあわせにくらしておりました。

そんなあるひのこと、たけのこじまに、ろうしゅというみすぼらしいかっこうをしたおっさんが、にほんからやってきました。このおっさんがかわいそうだとおもったこころのやさしいかげまるさんは、ものおきとしてつかっていたへやにおいてあげることにしました。

ところが、このおっさんはものおきのへやだけではまんぞくせず、ものおきのへやをじぶんでつかいながら、いつのまにかそのとなりのへやでねおきするようになりました。

そしてしんせきやらしりあいやらをたけのこじまにつれてきて、かげまるさんのいえやはたけ、さかながあつまるつりばなどをすこしずつうばっていきました。

そうこうしているうちに、たけのこじまは、にほんせいふからかんこくにぷれぜんとされてしまいました。かんこくせいふは、たけのこじまでえたものをかんこくにおくるため、たけのこじまをはってんさせようとがんばりました。そのおかげでたけのこじまは、けいざいてきにもえいせいてきめんでもおおきくかいぜんしました。ただ、かんこくごをつかえときょうせいされました。

そしてあめりかというとおいくににまかされたかんこくは、たけのこじまからさっていきました。たけのこじまはにほんのものだということになったからです。

しかしにほんではいくさがおこり、たけのこじまはわすれられたもおなじでした。

しばらくすると、にほんでのいくさにまけたさむらいたちが、たけのこじまにやってきました。かたなやゆみやをぶきにもつさむらいたちは、かげまるさんいっかやろうしゅたちをけちらすようにしてたけのこじまにすみつきました。いつかはにほんにもどっててんかをとってやると、こころにちかいながら。そしてたけのこじまではかんこくごをつかうことがきんしされました。

げんざい、たけのこじまにはひゃくにんものひとがすむようになりました。ひゃくにんのうち、ろうしゅたちがはちじゅうごにん、さむらいたちがじゅうさんにんで、かげまるさんのかぞくはふたりしかいなくなってしまいました。

そんなあるひのこと、うわさにきくせんきょというのをたけのこじまでもやってみるべ、ということになりました。かげまるさんいっかからは、りっこうほをだすことすらかなわず、せんきょのけっか、たけのこじまのかしらとしてえらばれたのはろうしゅでした。

ところがろうしゅはじぶんのりえきしかかんがえなかったため、つぎのせんきょではさむらいたちのなかからかしらがえらばれることになりました。

げんざいろうしゅは、たけのこじまをひとつのくにとしてみとめてもらおうとがんばっていますが、たけのこじまにいるひとはほとんどがいまのままでいいとかんがえています。

ふしぎなことに、かんこくにはろうしゅをおうえんするひとがたくさんいて、「ろうしゅさんをそんけいする」というかんこくじんもいるようです。

めでたしめでたし。

え?かげまるさんいっかはどうなったのかですって?

ではろうしゅをそんけいしているかんこくじんにきいてみましょう。

「そんなことはもうどうでもいいですよ。ろうしゅさんたちが、たけのこじまじんというあいでんてぃてぃーをもって、にほんじんやにほんじんのてさきであるさむらいたちとたたかっているのがとうといのです。このようなすうこうなしめいにくらべれば、かげまるさんのかぞくなんてとるにたりません。かんこくじんがうしなってしまったかんこくじんだましいを、ろうしゅさんにかんじます。がんばってください!おうえんしています!」

さて、ろうしゅは尊敬に値する人物だろうか。ろうしゅは楼主と同様、尊敬には全く値しない。理由を書こう。

ドイツ発コラムの定住と移住の物語(1995年7月)から引用させていただく。

コンパートメントに乗客が2人。見知らぬ他人同士だ。ゆったりとくつろぎ、空いた席にカバンやコートを広げている。と、そこに新たな2人の乗客が入ってくる。このとき、電車はトランジットな場所であるにもかかわらず、先客2人は新参者に対する共通の抑えた反感を持つ。ここは自分たちが自由に使えるテリトリーだと。

ろうしゅはここでいう先客だ。アイデンティティーのぶつかり合いなどとかっこいいものではなく、単に新参者を嫌ってるだけだ。

ハノーファーでドイツ人とトルコ人の少年たちが徒党を組み、ロシアから最近移民してきたドイツ系少年たちを排斥しているというのである。定住者側に立つトルコ人はドイツに住んで30年。対する流入者は200年前ロシアへ移民したドイツ人の末裔たちだ。

影丸さんが紹介してくれたような漢人は、特に目新しい人ではない。上に引用したトルコ人の少年たちと同じ心理をもっているに過ぎない。ちなみに我輩は「外省人だからという理由で外省人を嫌っている本省人」の顔と名前をすぐに思い出すことができる。どれくらいいるか数えてみたら、すぐに十人を超えてしまった。そのうちの一人などは「顔を見ただけで外省人だとわかる」と豪語するほどだ。

台湾に精通している影丸さんにはこのような知り合いがいないのだろうか。そういえば影丸さんの言論には具体的な台湾人が登場しないなという疑問がふと湧いたが、まさか台湾人のアイデンティティーを熱っぽく語る影丸さんに限って、台湾人の知り合いがたった数人しかいないなんてことはありえまい。

なにはともあれ、この漢人の主張をまとめよう。

中華民国は1971年以前は、魚釣島を日本の領土として認めていた。

ところが1971年に突然自分の領土だと言い出した。

1971年にいったい何が起きたのだろうか。

蒋介石が国連を追い出されたのだ。

そして「魚釣島を守れ」という運動が生まれた。

我輩は知識不足のせいで、蒋介石が国連を追い出されたことと、「魚釣島を守れ」という運動が生まれたことの因果関係が理解できない。これをわざわざ紹介してくれた影丸さんなら、もちろん御存知のはずだから、ぜひ解説をお願いしたい。

さて、別の話題に移る。ヨーロッパではホロコーストの存在を疑う言論は違法だと聞いたことがある。なんだ、ヨーロッパにだって言論の自由なんてないのかなどと言おうものなら、影丸さんからお叱りを受けることになる。「ホロコーストの存在を疑うのだけがいけないと言ってるんだよ。別に言論の自由の制限をしてるわけじゃない!曲解して上げ足を取るのは止めていただきたい」と。

ちなみに影丸さんの主張は

これについてはあなたにとっては肯定も否定もできない内容であるから、あなたは何も言わないでね。

だ。これは他人の言論を封鎖するものではないというのが影丸さんの詭弁主張だが、より身近な例でみてみよう。

A「昨日はXXで○○を食ったよ。いやー、実にうまかった。」
B「へー、それはうらやましいね。」
A「お前は食ったことがないってことは、うまさを肯定も否定もできないんだから、何も言うな。うらやましいという感想もな。」
B「うまさを肯定も否定もできないのは確かだけど、それがいくらだったかとか調理方法とか聞いたっていいだろう。」
A「だから、おまえには肯定も否定もできないんだから、何も言うなって言ってるんだ。」
B「なんでお前に何も言うななんて言われなきゃいけないんだ。何様のつもりだ。」
A「いや別にお前から言論の自由を奪ってるわけじゃない。ただこの件に関しては何も言うなって言ってるだけだ。」



次に台湾に謝罪させろという我輩の主張に移る。影丸さんは

謝罪の字の通り、罪を認め謝らせるってのがその意であるならば

というあざとい解説を加えたが、昔の中国語ではあるまいし(しかも中国語にも謝らせるという使役の意味はない)、日本語では罪という法律違反に関してという意味で使われることはほとんどない。例としてAll Aboutのいざ謝罪!正しい謝罪のパターンはどれ?から引用する。

そんな時、みなさんはどんな「謝り方」をしていますか?謝り方を間違えてしまうと、かえって火に油を注ぐようなことになりかねません。また、ビジネスにおいては、下手に謝罪してしまうと「責任を認めた」ことになり、不利な状況に追い込まれることもあります。謝罪の仕方1つで、その後の展開が大きく変わるといっても過言ではありません。


ここで外交関係に関するウィーン条約から引用する。

第四十五条 二国間で外交関係が断絶した場合又は使節団が永久的に若しくは一時的に召還された場合には、
 (a)接受国は、武力抗争が生じたときにおいても、使節団の公館並びに使節団の財産及び公文書を尊重し、かつ、保護しなければならない。
 (b)派遣国は、接受国が容認することができる第三国に、使節団の公館並びに財産及び公文書の管理を委託することができる。
 (c)派遣国は、接受国が容認することができる第三国に、自国の利益及び自国民の利益の保護を委託することができる。

外交関係が断絶した場合と使節団が召還された場合が並列になっていることに注意してほしい。つまりそれほど深刻なやり方だということだ。そしてそのような場合に起こりうる可能性の一番目に武力抗争が生じるということが予想されている。要するに台湾政府は我が国と戦争をもいとわないという意思表明をしたということだ。

またまたオハナシをしよう。

影丸さんの家の庭に立派な柿の木がある。この柿の木には枝が折れそうなほど柿の実がなっている。そして影丸さんの家の隣には、楼主というおっさんが住んでいる。ある日、このおっさんが柿を奪ってやろうと垣根を越えて影丸さんの庭に忍び込んだ。用意周到の影丸さんは監視カメラを設置していて、楼主が忍び込む瞬間を監視カメラに捉えることに成功した。そしてその証拠をもって楼主に抗議した。すると、楼主は逆切れし、「お前さんとは絶交だ」などと言いだし、銛を発射するための装置をいくつも購入し、影丸さんの家に向けて設置した。

上の楼主のやり方が、つまり台湾のやり方だ。こんな失礼な話があるだろうか。

この失礼なやり方に関して、台湾に謝罪させろというのが我輩の主張だ。

ちなみに我輩の主張は、楼主が影丸さんの家に不法侵入したという罪、つまり台湾が我が国の領海したという罪を問うものではない。罪というのはそれに対する罰則を強制実行させる力が伴っていなければ意味がない。影丸さんが言うところの国際法違反に対して、どこの裁判所が判決を下し、その判決の内容をどの機関が台湾政府に実行させることができるか、我輩は知らないからだ。仮にそれが可能なら、我輩は謝罪よりも賠償を要求する。



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