国際法って?

ここでは、「 国際法って?」 に関する記事を紹介しています。
YouTubeを見ていたら、櫻井よし子「あなたのおっしゃるアジアってどこの国のことかしら?」というのをみかけた。



内容が素晴らしいのは言うまでもないが、この人の話し方により大きな感銘を受けた。

我々日本人は一般に議論を避ける傾向があり、そのせいか議論が下手なことでよく知られている。議論=喧嘩になってしまい、まともに議論ができなくなってしまうことがしばしばだ。この意味で影丸さんは典型的な日本人だといえる。

さて、

島根県の例えは、日本国領土である島根県に元韓国人が独立運動を始めたとある。 国家内に国家を作る行為に他ならない。 それがなんで中華人民共和国の領土ではない台湾の事例に当たるのか。

という主張はもう聞いているので、だからこそわざわざ影丸さん自身が書いたウイグルやチベットを考慮しつつ答えてほしいと書いたのだが、聞く耳をもたないようだ。

上海人も広州人も独立した国家を形成してやってきていない。

というのはチベットも同じことだ。

もしやチベットが中華人民共和国の領土ではないということなのだろうか。もしそうなら、影丸さんが何を基準に判断しているのか興味深いところだ。

チベットと例えば広東の違いは何かといえば、漢人に侵略され占領された時間の長さにすぎない。広東には漢人ではない人たちが住んでいたのが、今ではもうすっかり漢化されてしまったということだ。上海あたりも、元々は今でいう苗族が住んでいたという話を聞いたことがある。もしこれが事実なら、上海は広東よりも先に漢化された地域ということになる。そしてチベットと台湾を比べると、台湾の方が漢化の程度が高い。台湾原住民の立場から言えば、絶滅の危機に瀕しているということだ。

台湾の原住民に対して

彼らの本省人と呼ばれる連中への排外運動やその民族の独立運動が認識出来るレベルで見れない。チベットのように苛烈な訴えもない。あきらかに中国より台湾のほうが統治が暴力的でなく自由に発言出来るのに。もし本省人に大反対ならばデモぐらいは出来るだろう。それともそれらの行為は台湾の国家分裂罪なるものがあって出来ないのだろうか。

と仰るが、たったの2%しか残ってない人たちに、しかもその2%の中に異なる民族がいくつもあって団結が難しいということを無視しての発言は、原住民に対して冷たすぎる。せめて影丸さんが本省人に注ぐ愛情の2%ぐらいは原住民にも注いでもよさそうなものだ。

上海人も広州人も独立した国家を形成してやってきていない。

ということに関してさらに言うと、興味深い逆転現象がある。台湾が現在の地位を獲得できたのは、影丸さんが嫌う外省人のおかげだということだ。仮に外省人が武器をもって台湾に逃げ込んでこなければ、台湾も上海と同じように、中国の一部となっていたであろう。この意味で、影丸さんは外省人に感謝すべきだ。とはいうものの、原住民にとっては我々日本人も、本省人も外省人も、同じ穴の貉にすぎないだろうが。


poreporeさん、我輩も国際法については無知だが、国際法なんてのは存在していないも同然だというのが我輩の印象だ。影丸さんとの議論ですでに書いたことだが、法律だけ存在していても、ある行為を公平に裁き、そしてその裁いた結果について強制執行させるパワーが存在しないのなら、その法律は存在しないに等しいということだ。

尖閣諸島、北方四島、竹島、我々はこれらが我が国の領土だと信じている。だが、我々のこの訴えを受理し、公平に裁き、その結果を強制執行してくれるのは、どの機関なのだろうか。

仮に我輩がporeporeさんの家の一部を占拠したとしよう。それに怒ったporeporeさんが裁判所に訴えると、裁判所に楼主が応じないから裁けないと言われた。そして楼主はそのまま居座り続け、たけのこじまのおはなしのように、楼主はporeporeさんの家を乗っ取りましたとさ。めでたしめでたし。

なんだか冗談のような話だが、これが国際司法裁判所のやり方だったはずだ。

アメリカやイギリスが選手と審判を兼任するようなやり方を見ていると、国際法なんて立派なものは存在しないも同然だとよくわかる。


さて、我輩の主張はのび太は悪口を言ってるだけではジャイアンに勝てないに書いたように、チベットとか台湾とかにちょっかい出すのは止めて、自分自身を強くしようということだ。昔の言葉でいえば、富国強兵だ。そして喧嘩で勝てないなら、せめて相手の攻撃をいなすためのテクニックをつけよう。つまり交渉術に磨きをかけようということだ。

poreporeさんが

日本国内で活躍する台湾人論客の一人である、金美齢女史をご存知の方は多いと思います。私は台湾行きの飛行機の中で、この方の著書に目を通していたのですが、読み進めてみると何とも言えない虚無感に襲われてしまったのを覚えております。本書に限らず、この方の本の特徴で印象に残ったのが、読者の対象を恣意的に日本人に限定し、加えて、読み進めるうちに気持ちのよい気分に浸らせてくれるのです。しかし、後味の悪さは残ります。というのも、通常私たちは、特定のテーマに対して何らかの主張をした場合には、その主張を支えるだけの根拠や具体例、そして何らかのデータを提示することが求められます。ところがこの女性の主張にはそれらが著しく欠けているのが印象に残りました。論理の苦手な日本人ならこれで十分だろう――これが彼女の本音かどうかは知りませんが、随分なめられたものです。

激動する世界の道に迷ってしまった人間にとって、それこそ感動や民族意識をを鼓舞する展開には自身と勇気を与えてくれることでしょう。しかし、同時にこういう展開には大麻と同じく注視する必要があります。たいした根拠もなく日本を持ち上げ、何故か台湾人と価値観の共通点を強調し、挙句に「台湾防衛を死守しなければならない」とする主張には情報操作の危険性が幾分にも散見されます。この方は、現実的に危機に瀕している台湾ではなく、家族も含め日本在住であり、いざとなれば、アメリカへの逃げ道をも確保することができるでしょう。そこには、国の手厚い保護により高給を受け取りながら、格差社会の是正を謳う朝日新聞に近いものを感じさせます。私はこの方の著書を、藤原正彦氏の『国家の品格』に重ねてしまいました。

という素晴らしい解説を書いてくれた。金美齢という人が使っているものが交渉術だ。催眠術といってもいいかもしれない。

ただ、催眠に掛けられている人が、それに気づけないのと同じように、この解説を読んでもporeporeさんが何を言っているのかわからない人が多くいるはずだ。だからこそ催眠術なのだが。

そしてporeporeさんが何を言っているのかわからない人には田中宇の国際ニュース解説をお勧めする。内容に賛成できなくてもかまわない。分析のプロセスを追うだけで大いに勉強になる。

さて、ミイラ取りがミイラになってはいけないにクイズを出したが、これも交渉術の一例だ、とより多くの回答が集まるように宣伝しておく。




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