という意見に異論はない。そして「基本的に」ということは、「全てではない」ということでもある。「基本的に」国際法の枠組みの中にいるべきだとは思います。
科学ではなく政治が支配する国際捕鯨委員会を読んで、我輩がまず感じたのは「正に国際社会の縮図だ」ということだ。
国際社会が、低信頼社会だということに誰も異議がないようなので、これを前提に話をする。
これをもじっていえば、他国を信用して国際捕鯨委員会で科学調査の結果が決議に反映されるなどと期待するのはバカげている。漢人社会で貸した金が返ってこない場合、白い目で見られるのは貸した側だ。よく読んでほしい、白い目で見られるのは借りた側でなく貸した側だ。この理由は「他人なんて信用できないのが当然なんだから、他人を信用して金を貸したお前がバカだ」ということだ。
同様に、国際法=モラルを守ってれば竹島や北方領土が還ってくる(ぽーさんの言葉でいえば、実際に使えるようになる)と期待するのはバカげている。
それでも国際法を守っていれば、全体として我が国の国益になるというのがぽーさんの主張のようだが、国際法を守っているだけでは何の利益にもならない。そして国際法など守らなくても、国力さえあればやり放題であり、実質的に他国から圧力もかけられないというのが国際社会の仕組みだ。
チベット人を虐殺したり、毒入りのギョーザを輸出したり、毒入りのおもちゃを輸出したり、他国の領海を侵犯したりとやり放題の中国だが、それでも中国はサウジアラビアをはじめ中東で大人気だし、ロシアとも結びつきをどんどん強め、パキスタンとは蜜月状態で、世界中から観光客を集めているのが現実だ。中国はジェノサイド条約を批准しており、その2条におけるa〜e項目全てに違反しています。
poreporeさんが紹介してくれた数字をよく見てみよう。
中国が好ましくないと感じているのは、日本がトップで84%、次がフランスで72%、三位がヨルダンで52%となっている。我々は中国がひどい国であり、それが世界の常識だと思っているが、実はそれが非常識だったと途方に暮れてほしい。・中国に対する見方 ――p35
アメリカ 好ましくない 42% 好ましい 39%
イギリス 好ましくない 36% 好ましい 47%
フランス 好ましくない 72% 好ましい 28%
ロシア 好ましくない 30% 好ましい 60%
トルコ 好ましくない 50% 好ましい 24%
エジプト 好ましくない 29% 好ましい 59%
ヨルダン 好ましくない 52% 好ましい 44%
パキスタン 好ましくない 08% 好ましい 76%
インドネシア 好ましくない 34% 好ましい 58%
オーストラリア 好ましくない 40% 好ましい 52%
韓国 好ましくない 49% 好ましい 48%
インド 好ましくない 45% 好ましい 46%
日本 好ましくない 84% 好ましい 14%
ブラジル 好ましくない 40% 好ましい 47%
南アフリカ 好ましくない 51% 好ましい 37%
つまり国際社会では、国際法=モラルが機能していないということであり、頼るに値しないということでもある。
批判が目的なのではなく、あくまでも利益の獲得が目的だということを忘れていないだろうか。韓国人のように、輸入牛肉の安全性の確保という当初の目的を忘れて、政府批判が目的になってしまっては意味がない。国際法の枠組みの中にいれば、枠組みの外の事例を批判する事が出来る。
38さんの
という意見に大賛成だ。民主主義というイデオロギーに私は拳による取引(利益の追求)を望みませんが、自らが正しいと思う事を他の国々にもやらせるためには、まず自分が強く(拳の硬さだけによるわけではありません)ならなければならないのでしょう。
と書いたのも同じ趣旨による。中国が嫌いだから抗議するというのでは話にならない。南宋と同じ運命をたどるだけだ。乱暴に言えば、長野でさえ中国に敵わない我々に、遠いチベットのことに口出しする資格などない。
まずは我々一人一人がしっかり学び働き、そして身近な人を助け、自らを守れる力をつけることが肝要だ。
poreporeさん
自衛隊員が我々を守るために戦ってくれているまさにその時に、「憲法九条に違反している」と騒ぎ立てる主体は侵略国ではなく、我が国の内部にいることを忘れないでほしい。中国だの北朝鮮だの、宣戦布告を日本に叩きつけてきて、いざ領土に侵入してきたら九条があろうがなかろうが、ぶちのめすまでです。侵略国には暴力で対処する。それで、侵略国は「憲法九条に違反している」とでも文句を言ってくるんでしょうか?言われたら無防備になるんですか?
poreporeさんが前線で戦っているとしよう。すると、日本のどこかの団体が自衛隊の行為を憲法違反だと訴えながらデモ行進をしているという噂が流れてきた。さて、士気が一気に高まるだろうか。
みんなの期待を一身に集めているという自覚があればこそ、自らの命を賭してでも他国の侵略を阻止しようという気になれるのだ。ところが、後ろの方でゴタゴタやっているとなれば、そんな奴らを守るために戦うのがバカらしくなる。
サラリーマンがやりがいを感じるための最大の要素が、仕事そのものだという調査結果をよく見かける。給料でもなければ、休みの多寡でもない、仕事そのものが楽しければやりがいを感じるということだろう。それは自衛隊員でも同じだ。
軍人は国民から尊敬され、自らもそれを誇りに感じ、だからこそ身を呈して国を守るのが普通だ。ところが自衛隊員は普段から肩身の狭い思いをさせられていて、全く不憫でならない。
そして本来誇りを感じるべき自衛隊に、肩身の狭い思いをさせているその元凶が我が国の憲法第九条だ。
御紹介の本のレビューには、poreporeさんが印象に残った町山という人の言葉を引用して次のように書かれていた。
何がまっとうなのかよくわからない。「自衛隊を軍隊にするための憲法改正なら賛成p.71(町山氏)」など驚くようなことを言われていますが、要するに「理想の国を目指すことを止めて普通の国になるための改憲には反対」というまっとうな主張です。
別の人は
と書いているが、こちらの方がまっとうに見える。憲法9条を守って死にたくないです! 戦争放棄って自存自衛の戦争も放棄するの? 米中朝露の核武装国家に包囲されている日本は危険です! 台湾が中国の軍事基地になったら日本のシーレーンは中国海軍に押さえられて貿易立国の日本は・・・考えるだけでコワイ
現実を無視して理想の国云々というのには、大きな違和感を感じる。人殺しの人権を過度に守ろうとするどこかの国の雰囲気に対して感じる違和感と同じようなものを。
中国についてなにかを感じたら
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